FX用語 ヘッジ
かつての歩たちの担任教師。新米教師だった頃、生徒のいじめを解決しようと介入したが失敗に終わった経験がある。それ以来態度を一変して事なかれ主義を貫き、いじめを見て見ぬフリをする教師となる。当初歩へのいじめに対しても見てみぬフリをしており、後に歩からいじめられていると聞かされても彼女の発言を嘘だと決め付け聞く耳を持とうとしなかった。実は生徒である佐古と関係を持っており、後に愛海に佐古との関係を知られて脅迫された事と安西家の権力の強さから加害者側である愛海の全面協力者、つまり持ち駒として動くことになってしまう。
愛海の駒となった後、自分に反抗する歩と未来を学校から追放するため(実際は愛海に取り入るため)未来にカンニングの濡れ衣を着せることを計画。自らカンニング用紙を偽装し、テストの際に計画を実行するが、クラスの生徒達は誰も未来のカンニングを信じなかった。その直後、未来を教室から退場させようとした際に歩が反抗してテストを放棄した事と生徒の一人が「羽鳥がカンニングなんかするか?」と発言した事から歩いじめから始まった一連の事件が愛海の仕業であること・未来のカンニングが偽装されたものだったことがクラス中に知れ渡り、すべてを知ったクラスの生徒達はカンニング偽装も愛海が仕組んだことではないかと疑って全員がテストを放棄するという結果になってしまう。更にその際戸田自身もエイコに「先生もいじめの加害者です!」と糾弾されてしまった。
その後、この結果の報いとして激怒した愛海に眼球をえぐられかけたが、愛海が途中で止めたため辛うじて失明は免れた。この事件が元で目が覚め、今までの自分の行為を恥じ、改心する。最後はused trucks for sale
に呼び出された未来の下に駆けつけてカンニングを偽装したことを告白し、未来に連れられて来た歩にも謝罪。更に教員達の前で真実を話し、依願退職する事となった。
カンニング偽装で愛海から離れたused truck for sale
とused trucks
のグループ。ドラマに登場する新グループとは異なり愛海をいじめるわけでは無いが徹底的に無視をしている。しかしこのグループも歩に演技で謝るか謝らないかで内戦を起こし、崩壊している。
チカ
歩のクラスメイト。廣瀬や咲同様愛海と共に歩をいじめていたが、愛海が廣瀬をいじめ始めたことをきっかけに彼女に恐怖心を抱き、戸田のカンニング偽装の一件で愛海から離反する。後に学校からの処分を恐れ、歩いじめに参加した名無し3人組と演技で歩に謝ろうとするが、歩に演技を見抜かれ失敗した。学校中の生徒が愛海に土下座を要求した騒ぎの際には多くの生徒と共に愛海を嘲笑したが、その後佐古宅での一件を聞かされて自責の念に駆られている。
ドラマでは宇田里絵に変更されている。
深沢 エミ(ふかさわ えみ)
歩のクラスメイト。通称「エミ」。チカ同様愛海と共に歩をいじめていたが、愛海が廣瀬をいじめ始めた事をきっかけに彼女に恐怖心を抱き、戸田のカンニング偽装の一件で愛海から離れる。チカが歩に演技で謝ろうとした際、「自分のやった事なのに今更謝る事はできない、先に廣瀬に謝るべきだ」と主張し謝りに行かなかった。また本当は愛海を慕っていたらしく、学校中の生徒が愛海に土下座を要求した騒ぎの際には複雑な様子を見せていた。その後佐古宅での一件を知って「自分たちのせいでこうなったのではないか」と自責の念に駆られ、愛海の父が職員室に乗り込んできた際に職員室を訪れて愛海や自らのグループがいじめを行っていた事・その後愛海を無視した事を告白、愛海の父や教員に謝罪し、自らに厳しい処分を求めた。
苗字は職員室での告白の後、人物紹介と薗田の台詞で明かされている。used truck
では岩本みどりに変更されている。
名無し3人組(仮称)
歩のクラスメイト。メガネ、おかっぱ、ボブカットの3人組。物語序盤で歩と仲良くなるが、愛海に暗いという理由で敬遠され、その後歩にも冷たくされる。そのため歩へのいじめが始まった後歩に地味な嫌がらせをしていた。カンニング偽装が起こった後、愛海グループを離れたチカ・エミと行動を共にし、愛海を無視するだけでなく彼女を嘲笑の標的にするようになる。後にチカと共に歩に演技で謝るが上記の通り失敗した。チカ同様佐古宅での一件を聞いて自責の念に駆られている。
ドラマではメガネの名無しは整体師
と名前を付けられており、役柄、性格も少々変更されている。後の2人も名前を付けられているが、ほとんど台詞が無い。
歩の母親。世間体を非常に気にしている。歩がいじめを避けるため「学校に行きたくない」と言った時も成績の悪さを理由に無理やり登校させる、本人の居ない所で歩を「アイツ」呼ばわりし「茜には期待してるからね」と笑顔で言う、歩が克己の奇行を訴えても信用せずに歩をおかしいとなじる等、文子から見れば出来が悪い歩に冷たく、体が弱い次女の茜を溺愛している。後に廣瀬の自殺未遂を学校からの連絡で知った後、歩がいじめに遭っていた事を歩本人の口から聞かされ、更にその際自分が傷ついて帰ってきても何も言わなかった事など歩への冷たさを指摘される。その後も歩との親子関係は崩壊したままだったが、やがて少しずつ修復の兆しを見せ始め、最終的に佐古宅での騒動を知って病院に運ばれた歩の下に駆けつけた際に初めて歩がリストカットをしていたことを知り、歩に今まで冷たくした事を謝り、親子関係を修復する事が出来た。その後は退院した歩を気遣う描写も多々ある。
人物紹介では「歩の母」とされているが、住む社宅の集合ポストで名前が確認されている。
椎葉 茜(しいば あかね)
歩の妹。姉と違って勉強もよく出来、粗大ごみ
が弱いため母親の文子に溺愛されている。彼女が通っている学校(文子の台詞からおそらく上層階級の学校と思われる)でもいじめがあるようだが、「ムカつく人はいじめられて当然、いじめられるキモい人が悪い」といじめに肯定的な考えを持つ為、学校ではいじめる側にいると思われる。
ドラマでは弟の誠に変更されている。
篠塚 夕子(しのづか ゆうこ)
歩の中学校時代の親友で、歩からは「不用品回収
ちゃん」と呼ばれていた。高校受験で西舘高校への進学を約束するが、歩が夕子の成績を上回って歩のみが合格した事で歩を妬んで絶交し、友情が崩壊する事になる。歩のリストカット癖のきっかけを作った張本人であるが、その後の生活・消息は不明である。
狩野 アキラ(かりの あきら)
不良グループのリーダー的存在。薗田をいじめて不登校にさせた張本人。愛海とは肉体関係まで持っている仲で、後に彼女に指示され佐古を暴行し、さらに廃墟に歩と未来を監禁し暴行しようとしたが、薗田に邪魔をされ怖気づいて逃亡。事件後に愛海と再会するが、その直後に「役立たずは不要」と無情に切り捨てた愛海によって警察に通報され、逮捕された。心から愛海の事が好きだったが、当の愛海は持ち駒の一つとして利用していただけだった。
愛海の父親
県会議員兼会社社長。度が過ぎた親バカで、一人娘の愛海を溺愛している。将来の知事候補と目されるほど有力な県会議員であるため、舞台となっている地域では非常に大きな権力を誇り、学校側から畏怖されている。愛海から「歩にいじめられている」と聞かされて一方的に娘の主張を信じ込み、歩と未来を退学させようと学校へ乗り込んだが失敗。その後は愛海の陰謀に利用されている事を知らず、平岡を強引に追い出すように仕向けたが、数日後に未来がアルバイトをしている風俗店で平岡を左遷させたことを喋ってしまい、歩と未来から制裁を受け恥をかかされることになった。
佐古宅での事件の後に職員室へ乗り込むが、そこでエミや田崎にこれまでの騒動の真相を知らされて生徒達を止められない教員達の無力さに呆れ、「愛海を退学させる」と宣言する。しかしその後愛海に真実を告げられ、呆然としながら病室を後にした。だがその後も事件を公にせず、愛海を西舘高校から退学させる方針も変えていない。
ドラマでは名前が付けられ安西大治郎となっている。
岩城・田崎
共に西舘高校の教員で、事なかれ主義の教師。角刈りでジャージを着ているのが岩城、眼鏡を掛けスーツを着ているのが田崎。愛海の父親に「愛海が歩と未来にいじめられている」と聞かされた際には歩と未来を無理やり謝罪させ、更にはいじめ隠蔽の為夏休みを返上して長期夏期講習を行うと宣言し、いじめ隠蔽を生徒にも強要した(歩の抵抗とその後起こった廣瀬の自殺未遂の影響で結局夏期講習は取りやめになる)。更には「夜遊びしていないか生徒を見回る」と言いつつも居酒屋で飲み歩いていたり、カンニング偽装事件では戸田が告白するまで一方的に未来に責任を押し付ける等腐敗した教師だった。その後佐古宅で起こった騒動を電話で知らされたことでようやく自分達の過ちに気付き、考えを改める事となる。後に愛海の父が職員室に乗り込んできた時、田崎は愛海の父にこれまでの騒動の真相を告げた。
ドラマでは下の名前が付けられ、容貌が大きく変更されている。また岩城は学年主任という設定が追加されている(原作では二人とはまた別に学年主任がおり、彼も同様に事なかれ主義だった)。田崎は原作同様最後に考えを改めたが、岩城は最後まで考えを変えることはなかった。
2007年6月30日から9月15日まで、フジテレビ系列(テレビ大分、テレビ宮崎を除く)で、毎週土曜日23:10?23:55(JST、通称「土曜ドラマ」枠、「土曜プレミアム」の延長等で遅延の場合もあり)に、テレビドラマ化された。
このテレビドラマは大きな反響を呼び、放送したフジテレビには、放送開始直後から30代以上の親世代を中心に2000件を超える抗議や批判が送られたほか、放送倫理・番組向上機構(BPO)の「放送と青少年に関する委員会」にも約55件の批判や抗議が寄せられた。[1]内容は「いじめを助長する」「子供が見るのは不適切」といったものが多かった[1]。その一方で、主要登場人物と年齢が近い若い世代を中心に、「主人公に勇気をもらった」「(番組を見ていて)自分のまちがいに気付き、反省した」など肯定的な意見も多数寄せられており、賛否の分かれる作品となった[1]。 「親が子どもに見せたくない番組」の第8位(2007年度『子供とメディアに関する意識調査』日本PTA全国協議会主催)にランクイン。
クラスメートから壮絶ないじめを受けながらも、真の友人と出会い、そのいじめに立ち向かっていく女子高校生・椎葉歩と、いじめグループの中心にある中で周囲との人間関係を徐々に壊していく女子高校生・安西愛海の姿を軸に、いじめという行動の本質と問題点を描きつつそれらの行動の裏に潜む人間模様も描く。また、2分程度の西舘高校の学園生活を中心としたミニドラマ「スクールライフ」(薗田を主役とし石井や遠藤、みどり、里絵などのサブキャラが中心のスピンオフドラマ)が携帯公式サイトで公開されている。これはドラマ放送終了直後に公開されており、1話につき105円でダウンロードすることができる。
キャッチコピーは、「追いつめられた人間は、強く生きるしかない。私は負けない。」「あなたも 友達のフリをした悪魔ですか。」「私は負けない」「正解は分からない。だけど私は決めたんだ。自分らしく生きることを、そして、イジメと闘うことを。私は、負けない。」
また、撮影は演出陣が求めるスピード感や臨場感を出すためにほとんどステディカムを使用した。
椎葉歩は高校受験で自身のみが合格した事で親友の篠塚夕子との友情が崩壊。彼女を自殺未遂を図らせるまでに追い詰めた事が心の傷となり内向的な性格になってしまう。
そんな彼女に声をかけてくれたのが安西愛海だった。歩は愛海と永遠の友情を約束する一方、「不良」と噂される羽鳥未来に憧れる。そんな中愛海は彼氏の佐古克己に別れを宣告されてショックで踏切で飛び込み自殺を図ろうとする。愛海を間一髪で引き止めた歩は親友の為佐古の家に向かうが、そこで佐古の異常な性癖を知り、以後頭を悩ますこととなる。
さらに追い討ちをかける様に歩はいじめの標的にされ、愛海からのいじめを受けることになってしまう。かつて愛海にいじめの標的とされた廣瀬倫子が自分を無視した歩を逆恨みし、歩が佐古の家に入る所を携帯電話で録画して愛海グループに見せ、「歩が佐古を盗ろうとしている」と愛海に誤解させた事が原因だった。
教科書に落書きをされ、机に接着剤を塗られ、弁当や教科書を捨てられ、ゴミ捨て場に閉じ込められ、トイレで水をかけられ、黒板には誹謗中傷を書かれ、髪にスプレーを噴射され…。歩いじめはどんどんエスカレートしていく。しかも廣瀬の嘘をクラスメートは堅く信じて疑わず、誰一人歩に味方する者はいないかのように思われた。