主な登場人物
嵯峨野大吉(さがの だいきち)
通称ダイキチ。とても元気な中学3年生。天下一の商売人を目指しているが、知識はない。なぜか関西弁で喋る。
外為
ネコ先生に弟子入りし、商才を序所に発揮していく。相手が何を欲しているかを見抜く「千両眼」の持ち主。父親は屋台タコ焼き屋で、一流の商売人を目指して、消息を絶っている。
FX
ネコ先生
800歳の猫で、商売の神様。ダイキチとだけ会話ができる。ダイキチの商売人としての才能を見抜き、ダイキチを一流の商売人にすることで、桃源郷を築こうと目論んでいる。
小倉あずき(おぐら あずき)
FX
中学3年生。ダイキチとは幼馴染の女の子。祖母の営む駄菓子屋には、幼い頃からダイキチとともに、入り浸っていた。ダイキチのことが好き。
三条真(さんじょう まこと)
外国為替
中学3年生。ダイキチとは幼い頃から一緒に商売人になろうと約束した仲。知的な少年で、ダイキチたちといつも行動を共にしている。
沢井琴美(さわい ことみ)
中学3年生。あずきの友人。文化祭編でダイキチたちとチームを組む。明るい性格。
来園寺公彦(らいおんじ きみひこ)
FX 取引
ダイキチの同級生。嫌味な少年。金持ちの息子で商売に長けている。文化祭編で、最優秀模擬店に贈られるMVSをめぐりダイキチチームと争う。さまざまな妨害工作を行うが、敗れる。猫嫌い。
外為
大宮瞳子(おおみや とうこ)
商売バトル「松筑プロジェクト」編に登場。気が強い女の子。15歳にして「トーコカンパニー」社長。ダイキチと大会参加を賭けて勝負する。大会ではダイキチとチームを組む。ダイキチのことが好き。
藤原隼人(ふじわら はやと)
FX
商売バトル編で登場。通称「闇布袋」。暴力団の金庫番。松筑プロジェクトに参加する為、仮釈放された。ダイキチを上手く利用して予選を通過する。最終的にはダイキチ、瞳子とチームを組む。
八神桜(やがみ さくら)
謎の女性。温泉旅館で偶然出会ったダイキチの商才を見抜き、松筑翁の遺産30兆円を争う「松筑プロジェクト」に招待する。通称ミス桜。
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カテゴリ: 漫画作品 う | 週刊少年サンデー
伝染るんです。
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『伝染るんです。』(うつるんです)は、吉田戦車による4コマ漫画作品。句点(。)の部分も含めて正式名称である。
目次 [非表示]
1 概要
2 内容・あらすじ
3 単行本
4 登場人物・物体・語彙
5 登場スポーツ
6 脚注
[編集] 概要
ビッグコミックスピリッツ (小学館)に1989年から1994年にかけて連載された。今までの漫画の常識を覆し、不条理ギャグ漫画というジャンルを確立させたパイオニア・記念碑的な作品として評価されている。作品発表後は多くの亜流を生み、漫画界のみならずCM業界などにおいても同様のテイストを持った表現を広めることとなり、「ギャグ」に対するパラダイムを変化させたと考えられている。当作品は第37回文藝春秋漫画賞を受賞している。
名前の由来は、富士フイルムの「写ルンです」から。竹熊健太郎と漫画の担当編集者江上英樹の会話から生まれたネーミング。
1990年に東京の原宿に「伝染るんです。」のキャラクターショップが開店。単行本では1990年当時吉田の年齢は42歳と表記されてたが、キャラクターショップの開店セレモニーに出席した吉田の当時の実年齢は27歳であることが判明した
1992年にはタカラより、ファミリーコンピュータ用ゲームソフト・『伝染るんです。かわうそハワイへ行く』が発売された。また、同時期にビデオ、菓子も発売されている。
かわうそを始めとした本作のキャラクターが登場する別作品として、『山田シリーズ』が挙げられる。
なお、作中のギャグ「下の人などいない!」は、『中の人』というインターネットスラングの元ネタという説がある。
[編集] 内容・あらすじ
話の多くは、かわうそ、かっぱ、かえる、こけし、やくざ、頭に包帯を巻いた少年、などの登場人物が、読者には理解しがたいヘンテコなこだわりを持って暴走し、周り(読者)を困惑、恐怖、脱力させる、という展開(それは、ハワイに執着するかわうそ、NHK教育テレビの番組を愛好するヤクザなどに典型的に現れている)。
また、その延長線上で多くある物が、ありもしないヘンテコな生活習慣や、舞台設定、儀式、スポーツなどが唐突に登場し、それが当たり前に受け入れられ、その中でもギャグが一つ入る、という展開(それには、手納豆、シークレット奥さん、「さーて、久しぶりに」のおじさん、タニス道、しリーグなどの例が挙げられる)。
世界観は奇妙奇天烈で、分からない人には殺伐とした物に映ることもあるが、大体において牧歌的で脱力的な雰囲気の物が多い。
読者に爆発的な笑いを引き起こすが、明確なオチが存在しないものも少なくない。いわば物語を客観視する読者そのものが世界に対して突っ込むことで補完されるメタ構造を有している。しかしその面白さを解明するのは難しく、まだ詳細に解明できた人はいないと考えられている。
[編集] 単行本
単行本は小学館から、A5判ハードカバーで全5巻(1990-1994年)、文庫が小学館文庫から全5巻(1998-1999年)で発売されている。
単行本の第1巻は、「物凄く不器用な素人デザイナー・祖父江慎が頑張って造った」という設定のもと、意図的に誤植をして、一見すると「乱丁本ではないか? 」と思えるかのような、デタラメの限りをつくした装幀・製本がなされた(ほかにも、前述の吉田の年齢や、帯の惹句は1990年刊行にもかかわらず「'75年は吉田の時代だ!」など)。このため、書店に対する注意書きも同時に配布されたが、それでも問い合わせ等が多発したこともあり、第2巻以降はごく普通の装丁・製本に戻っている[1]。
2000年に傑作だけを集めた「伝染るんです。」が、小学館の廉価版コミックスレーベルのひとつであるBLUE COMICSとして95円(税抜き)で販売された。
[編集] 登場人物・物体・語彙
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注意:以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。
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かわうそ君(動物)
直立歩行し、言葉(日本語)を話すカワウソ(外見はカワウソの着ぐるみを着た太った人間にしか見えないが、製作技術の低い古いカワウソの剥製にはこのキャラクターと酷似する風貌のものもある)。不可解な言動・行動によって、周囲を振り回す。かっぱ君がハワイに旅行したことを知って以降、ハワイに異常な執着を持つようになる。また、ハワイ以外にもひとつのことが頭に浮かぶと、それにひたすら執着する。かっぱ君のお姉さんに執着していた時もあった。老人に好かれていて、男子中学生が嫌い。1967年生まれ。
かっぱ君
かわうその友達。心優しい・あるいは気弱な性格。かわうそにさんざん振り回され暴力行為を受けたりもするが、友達を続けている。かわうそに黙ってハワイに旅行したため、かわうそから嫉みを受けている。若者の友人が沢山いて、この点でもかわうそから嫉妬されている。全裸であり、陰茎は露出している。
かえる
かわうそやかっぱの友達。何故か小さい頃から成体の姿をしており、おたまじゃくし時代の事を聞くと妙に言葉を濁す。喫煙をする。元暴走族総長。かえるなのに何故か、歯が生えている。愛車はZ32型フェアレディZ。なお、かえるもかっぱと共にハワイに旅行していた事が判明している。
こけし
頭にこけしを乗せた少年。こけしのような体でもあり、半裸に赤でお経を書き込んでいる。常に意味不明の言葉をぶつぶつとつぶやき、周囲の婦女子を怯えさせる。また、周囲の人に何かを要求するときには、決まって「母さんらしく」と注文を付ける。当初はこけしをのせていなかった。
傷
頭に包帯を巻いて学生服を着た、心身ともに深い傷を負った少年。いつも人を不安に陥れるような一言を言う。アベックを嫌悪している。
くま
身の丈30cm程のツキノワグマ。かわうその友達。喋らないうえに顔まで真っ黒な姿で、見た限りでは涙や汗でしか感情を読み取る事ができない。性格はやさしい。
伊藤
登山中にくまに遭遇して以来、くまから自宅にくまの写真と2千円が入った茶封筒を送られたり、友達に山ぶどうを送られたりする大学生。
源さん
こけしの行きつけの寿司屋で働く寿司職人。ふとんに酢のにおいが染み付いている。歌手志望であったが、断念して寿司職人になった。好きな言葉は「まぐろ」。
たけひろ(オール5)
ランドセルを背負った全裸の少年。決して他の人には話してはならない「フルゴン」や「定礎の下に埋まった『赤いべべ』」などの秘密を漏らそうとするたび、口止めのため父親に弓矢で射られる。父親は、膝ラケットで双子球を打ち返すスポーツ『タニス』の選手で、たけひろ同様に全裸。母親は普通の格好。テレビ局のインタビューで好きな物は何かと聞かれたとき、大鵬と答えている。陰茎を露出している。
王様
トランプのキングのような格好をした人物。「王様」と呼ばれているが、本当に国王なのかは不明。娘は「お姫様」で、妻は女王。喋らない。すぐ人をムチで叩く。
かっぱの父(紫)
かわうそが勝手に体色が「紫色」の「小役人」だと決め付けたかっぱの父親。作中には現れず、実際の体色や職業は不明。
かっぱの姉(ボイン)
ボインと聞いて以来、かわうそが会いたがっている。作中には現れない。
しんちゃん
かえるのいとこ。生まれたばかりのはずだが、既に成体の姿をしている。後にしんちゃんにも歯が生えてくる。
しんちゃんの父親
かえるの叔父で、スナック『無精髭』を経営。自身も無精髭らしく、かっぱ君に頬擦りしたがっている。やはり歯が生えている。